50代男性「被せ物が取れた。痛みがある歯もあり食事が摂りづらい」大きな虫歯と根の炎症のある歯を抜いてから骨を再生させる処置を行い、人工の土台を利用して歯を装着する「インプラント治療」でしっかり噛めるようにした症例
- 2023年3月6日
- 症例
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口目の前、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回は実際に治療を受けた患者様のご紹介です。
50代男性「被せ物が取れた。痛みがある歯もあり食事が摂りづらい」大きな虫歯と根の炎症のある歯を抜いてから骨を再生させる処置を行い、人工の土台を利用して歯を装着する「インプラント治療」でしっかり噛めるようにした症例
左:術前 右:術後
ご相談内容
「右下の被せ物が取れた。右上と左下の奥歯も痛みがあり、食事が摂りづらい」とご来院いただきました。
カウンセリング・診断結果
拝見したところ、大きな虫歯が原因で右下の奥歯(第2小臼歯/5番)の被せ物が取れていました。
また、左下と右上の奥から2番目の歯(第1大臼歯/6番)の根の先に炎症が起こり、膿が溜まっていました。
行ったご提案・治療内容
右下の奥歯は虫歯がかなり大きく、右上と左下の奥歯は根の先の炎症が強いため、それぞれ残すことが難しいことをご説明した上で、抜歯に同意いただきました。
抜歯後に歯を補う方法として、あごの骨に人工の土台を入れて歯を装着する「インプラント治療」、取り外し式の「入れ歯」、両隣りの歯を削って橋渡しのように歯を入れる「ブリッジ」の3種類の方法をご提案したところ、患者様は「健康な歯を削りたくない。周りの歯に負担が少ない方法が良い」とご希望され、インプラントでの治療を選択しました。
左下と右上の奥歯は根の炎症によりあごの骨が大きく溶けていたため、骨が足りない場所に骨の材料を入れる「GBR」と、周りの骨を押し広げてスペースを作ってから骨の材料を入れる「ソケットリフト」をそれぞれ併用し、インプラントをしっかり支えられるようにしました。
術後の経過・現在のご様子
見た目も自然な歯が並び、痛みなどもなく良好に経過しています。
患者様にも「硬い物も奥歯でしっかり噛めるようになった」と大変ご満足いただけました。
インプラントを長くお使いいただけるよう、現在も定期的なクリーニングでご通院いただいています。
この治療のリスクについて
・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり喫煙したりすることにより、お口の中に大きな悪影響を及ぼす「インプラント周囲炎」等にかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)となります
年齢・性別:50代男性
診療種別:自由診療
治療期間の目安:約8ヶ月
治療回数の目安:10回程度
治療費総額の目安(税別)
インプラント:1本 450,000円 合計3本
右上 ソケットリフト 100,000円
左下 GBR 50,000円
※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
左:治療前 右:治療後
クリニックより
歯を失った際に「しっかり噛めるようになりたい。他の歯を守りたい」というご希望は、非常に多い相談の一つです。
骨を足す処置を併用すると、骨が少ない部位にもインプラント治療が可能になることがあります。
骨が無いからインプラントは出来ないと諦めていらっしゃった方も、お気軽に一度ご相談ください。
どんな些細なことでもご相談いただけるような、
地域密着のクリニックをめざしていますので、
少しでも歯に関するお悩みがあれば、お気軽にお越しください。
水曜以外は毎日診療しております。
名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院
〒451-0031
名古屋市西区城西4-32-11 HP浄心ビル3階
☎052-908-7566
右上の奥歯は周りの骨を押し広げてスペースを作ってから骨の材料を入れる「ソケットリフト」を、左下の奥歯は骨が足りない場所に骨の材料を入れる「GBR」を併用したインプラントです。