唾液の量の働き
- 2024年1月29日
- 虫歯治療・小児歯科
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口すぐ、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回は、唾液に関するお話その1です。
皆さんは唾液に多くの機能があることを知っていますか。
唾液が持っている多くの機能を唾液力と呼び、この唾液力を積極的に上げることで口腔の健康に繋がり、更に全身の健康にも役立ちます。
そこで今回は唾液に関する知識を「質」と「量」の観点から2回に分けて紹介していきます。
唾液の量による働き
口腔乾燥は感染リスクを大きく高めるので、その対策は生命にとって重大事項と言えます。
唾液量の重要な働きは、口腔粘膜を乾燥から守り感染リスクを軽減させる作用と同時に、洗い流す自浄作用という事になります。
唾液の量による働きの例
自浄作用
口腔内を唾液で洗い流す作用
唾液が少ないと口腔内が汚れます
1分間に2回唾液を嚥下しますが、そのタイミングで自浄作用が働きます
味覚発現作用
味覚は、唾液中に溶けた味物質が味蕾細胞に届くことで脳が味を認識します
ただ舌に食べ物が載るだけでは味は感じないのです
そのため唾液が少ないと味を感じにくくなります
食塊形成作用
食べ物を飲み込むには、食塊を作る必要があります
唾液が少ないと食べ物がパサパサのままで飲み込みにくくなり、むせやすくもなります
唾液量を増やすためのポイント
①飲む
唾液量を増やす1番のポイントは水分を摂取すること
・1日にコップ1杯の水を4~5杯が目安
*アルコールやカフェインの強いお茶は不可
②口を動かす
口の中を動かす事が重要です。
・しっかり噛んで動かす
・べろ回し運動をする
③栄養素
安静時唾液の量を増やす栄養素を取る
・コエンザイムQ10→イワシやサバ
・ビタミンC,E,A→人参、ブロッコリー、アーモンド など
④刺激
唾液腺マッサージにより唾液腺を刺激
・耳下腺:指全体で耳の前、上の奥歯のあたりを後ろから前に円を描く
・顎下腺:親指を顎の骨の内側の柔らかい部分に当て、5箇所くらい順番に押す
・舌下腺:両手の親指を揃えて、顎の下からグッと押す
次回は唾液の質による働きを解説していきます。
口腔保湿の大切さを一緒に理解していきましょう。
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