口臭の原因と歯医者でできること
- 2024年3月18日
- 歯周病・予防治療
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口すぐの歯医者、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回は口臭と歯医者でできることに関してです。
そもそも、人間にはにおい(体臭)があります。日本人は比較的体臭が少ないと言われますが、やはり体臭はあります。
例えば赤ちゃんはほんのり甘いにおいの体臭があることが多いです。
また、思春期には体臭がきつくなります。それらは普通、一過性の体臭であり、成長と共に収まります。
しかし、中年になると一般的に加齢臭と呼ばれる臭いや、不快な口臭のある方が増加する傾向があります。体やお口に気を配ったりすることが、若いときに比べていい加減になりやすいからかもしれません。
他には酒やたばこも口臭の原因の一つです。
もっと歳を取ると、口の中の自浄力(唾液量の減少などが原因)が落ちて、口臭が発生することがあります。また、空腹時や緊張状態、睡眠時なども唾液が少なくなり口臭がします。つまり、年齢や時間帯、精神状態により誰しも口臭はあるのです。
一般的に「胃が悪いと口臭が出る」などと言われています。確かに、胃炎、胃潰瘍などのある人は口が臭うことが多いです。
そのほか、鼻に異常にある場合(蓄膿症など)、肺や気管支炎の病気の場合などの内科的な病気でも、口臭が悪化してしまうことがあります。
そのような場合は歯医者ではなく医師に診てもらう必要があります。
また、他者から口臭を指摘され敏感に気になさっている方もいらっしゃいます。
口臭と歯医者でできること
しかし、口臭の多くの原因は口の中の病気です。
むし歯や歯周病が酷くなると、歯周組織が膿を持ち、口の中に膿が漏れ出てきます。これが口臭の原因第1位となっています。
そして、このにおいは、大変不快なにおいがします。臭いのもとがむし歯菌や歯周病菌のだした膿なので臭いがするのは当然です。
また、親知らずの歯の周囲の炎症がその原因となることもあります。
むし歯や歯周病や親知らずが口臭の原因となっている場合はその治療を行います。(特に歯周病の治療は毎日の歯磨きや生活習慣の改善が必須になるため長期的な管理が必要となります。)
しかし、実際に口臭を気にして来院される方の中には、歯周病やむし歯の原因がなく、はっきりした原因がわからないケースも多いです。
なかには個人それぞれが、普通に持っている生理的な口臭や空腹時や緊張時の口臭を他人にたまたま言われたことによって、過剰に気にしている場合もあります。
その他、全身的な病気(シューグレン症候群など)で唾液量の減少が影響している場合などもあります。
これらの場合の口臭対策は、特別な特効薬があるわけではありません。
お口の中の状況に合わせて考えられる原因を長期的に一つ一つ解決していく必要があります。
気になる方はぜひ、お気軽にご相談ください。
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