口腔乾燥(ドライマウス)について
- 2022年7月17日
- 口腔外科
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口目の前、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
口腔乾燥についてのお話です。
皆さんは唾液には多くの働きがある事を知っていますか。
健康な人の一日の唾液分泌量は1~1.5リットルあり、
お口の中を潤す以外にも以下のような働きをして、お口の健康を保っています。
- 自浄作用
食べかすや歯垢を洗い流す
- 消化作用
酵素がデンプンを分解し体内に吸収しやすくする
- 抗菌作用
細菌の増殖を抑える
- 粘膜保護作用
喉や食道を傷つけにくくする
- 食塊形成作用
味を感じさせ、噛み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にする
- PH緩衝作用
飲食により酸性に傾いたお口のPHを中和させる
- 粘膜修復作用
組織が傷ついた時に修復する
- 再石灰化作用
飲食により、溶けかかった歯面の修復をする
- 潤滑作用
発音や発声をスムーズにする
唾液腺の機能が低下し、唾液の量が減ることによって起こる口腔乾燥(ドライマウス)は全身疾患のサインとも言われ、
初期段階での対策が大切です。
口腔内が乾燥すると、歯に触れる粘膜が傷ついたり、細菌が繁殖するため、口腔粘膜炎やう蝕、歯周病が悪化する上に、
誤嚥性肺炎のリスクも高まります。
以下のような症状がある方はドライマウスかもしれません。
早めの歯科受診をオススメします。
- 水をよく飲む
- お口の中がネバネバする
- 口臭がある
- 乾いた食べ物が食べにくい
- 舌がヒリヒリして痛い
- 義歯(入れ歯)が擦れて痛い
どんな些細なことでもご相談いただけるような、
地域密着のクリニックをめざしていますので、
少しでも歯に関するお悩みがあれば、お気軽にお越しください。
水曜以外は毎日診療しております。
名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院
〒451-0031
名古屋市西区城西4-32-11 HP浄心ビル3階
☎052-908-7566