マウスピース矯正を失敗しないために
- 2022年12月12日
- 矯正歯科
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口目の前、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回は、マウスピース矯正(インビザライン治療)を失敗しないためについてのお話です。
インビザライン治療を失敗(治療の長期化)しないためには、もちろん私達の治療技術が高いことが必要です。しかし、それと同じくらい大切なことがもう一つあります。
それは患者さん自身がコンプライアンスを徹底していただくことです。
コンプライアンスとは、患者さんがドクターの指示通りインビザラインを使用できるかどうかということです。
つまり、患者さんにご協力いただきたいことがいくつかあるので、それをしっかりと守っていただくことが治療の成功には不可欠なのです。
インビザライン治療にあたって守っていただきたいポイントは5つあります。
装着時間
交換時期
アライナーチューイ
顎間ゴム
歯磨き
アライナー(マウスピース)の装着時間を守りましょう!
インビザライン矯正はワイヤーでの治療と違い、マウスピースを装着している間だけ歯に矯正力がかかります。インビザラインを計画通りに進めるためには、1日20~22時間の装着が必要です。つまり食事と歯磨き以外の時間は、マウスピースを装着していることになります。
この点を守っていただかないと、歯がうまく移動せず、治療が長引く原因になります。
治療開始直後はしっかり守っていただけた方も、慣れてくると間食した際に外して次のご飯まで外したままなんて事をよく耳にします。
しっかりと治療が終わるまでは装着時間を遵守しましょう。
マウスピースの交換時期を守りましょう!
インビザラインは、通常1週間~10日ごとに次のマウスピースと交換をして歯を動かす治療です。
来院時に歯科医からの指示がありますので、交換のタイミングを忘れないようにしましょう。
アライナーチューイをしっかり使用しましょう!
歯に確実に矯正力を加えるためには、マウスピースをしっかりと装着することが大切です。
インビザライン治療は、マウスピースと歯の意図的なズレを利用して歯を動かします。つまり、ぴったりとは合わないマウスピースをある程度の力をかけて押し込み、合わせる必要があります。指で押した力では、しっかりと装置がはまらない箇所が出てきます。またマウスピースをそのまま歯で噛んで装着しようとすると、装置が変形しまいうまくはまらなくなることもあります。
そこで、アライナーチューイと呼ばれる専用のゴムを噛むことでアライナーを傷めることなくしっかりと歯に装置を圧接することができます。
新しいアライナーに交換して初めの3日間は10~15分、それ以降は5分を目安に咬んで下さい。前歯も臼歯もまんべんなく噛むようにしましょう。
顎間ゴムを指示通り装着しましょう!
インビザライン矯正では、マウスピースの装着だけでなく、マウスピースに付けた切れ込みや、歯に接着したボタンに自分で取り外し可能なゴム(顎間ゴム)を装着していただく場合があります。治療計画に応じてゴムをかける場所や強さを変えて望ましくない歯の移動を抑えたり、意図する歯の移動を促進したりするために使用します。
顎間ゴムは治療の間ずっと装着していただくわけではなく、歯科医師の指示する時間・期間装着をします。アライナーの装着と合わせて、指示された期間は忘れずに装着しましょう。
虫歯や歯周病にならないように気を付けましょう!
矯正治療中は虫歯や歯周病になると、場合によっては一旦矯正治療を中止しなければならないこともあります。
食事・歯磨きの際には装置を外すことができるインビザラインは、従来のワイヤー矯正と比べて、虫歯や歯周病のリスクは低いと言えます。しかし、毎日のセルフケア、マウスピースのお手入れは、丁寧に行う必要があります。
矯正治療中の歯磨きのコツは別にまとめたページがありますので、良かったら御覧ください。
まとめ
以上のようにインビザラインでの歯列矯正を失敗しないようにするためには、矯正医のしっかりとした治療計画・治療技術はもちろんのこと、患者さんの協力が必要不可欠なのです。患者さんと2人3脚でよりよい治療結果が得られればと思います。
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