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歯科コラム

フッ素の効果|名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院|浄心駅の歯医者・矯正歯科

フッ素の効果

こんにちは 🙂 

名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口目の前、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。

 

突然ですが、むし歯予防といえば「フッ素塗布」が1番に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

おそらく、皆さんも一度はフッ素塗布を受けたことがあるかと思います。しかし、単にフッ素ジェルを塗るだけで、どれほどの効果があるのかご存知な方は少ないのではないでしょうか。そこで、今回はフッ素塗布の効果についてお話ししていこうと思います。

※歯科で使用する材料はフッ素の純物質ではなくフッ素化合物ですが、以下便宜上、フッ素と呼びます。

 

目次

フッ素とは

フッ素の安全性

フッ素の働き・効果

 1.歯の再石灰化の促進

 2.歯を強くする

年齢別のフッ素活用法

 0~4歳

 4~15歳

 15歳~

フッ素塗布の注意点

まとめ

 

 

フッ素とは

多くの方が、1度は「フッ素」という言葉を聞いたことがあると思います。

フッ素は私たちの周りの土や空気、水、食物など、様々なものに含まれています。例えば食べ物であれば、イワシ、海藻、ジャガイモなどにも多く含まれています。

毎日の食事を通じて私たちの身体に摂取され、歯や骨を健康に保つために必要な栄養素の1つです。

つまり、歯科治療でのみ使用する特別な物質ではありません。

またフッ素は歯を強くする効果が高いことから、世界中で虫歯予防に用いられています。

 

 

フッ素の安全性

フッ素は急性中毒の危険性があり、大量に摂取すると中毒症状が現れることがあります。ただ、歯医者で行うフッ素塗布は、あくまで歯面に高濃度のフッ素入りジェルを塗布するだけです。また、万が一すべての見込んでも安全な量しか使用しませんので、中毒症状が現れることはまずありません。

 

 

フッ素の働き・効果

フッ素の働きや効果は、大きく分けて次の2つがあります。

 

1.歯の再石灰化の促進

脱灰(酸によって溶か)された歯を修復する作用を「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。フッ素にはこの再石灰化を促進する働きがあります。

 

2.歯を強くする

われわれの歯は「ヒドロキシアパタイト」と呼ばれる物質で出来ています。このヒドロキシアパタイトはとても硬いのですが、欠点として酸によって溶けやすい性質をもっています。脱灰された歯が、フッ素によって再石灰化が促進される際には、「フルオロアパタイト」と呼ばれるフッ素が入り込んだ虫歯に対して強い物質へと作り変えられます。

 

※フッ素歯面塗布法

フッ素歯面塗布は歯の表面(エナメル質)に直接フッ素を作用させ、虫歯になりにくい歯にしていく方法です。

歯科医院で年に数回塗布することで虫歯予防効果が期待できます。

特に歯ブラシが届きにくく、むし歯になりやすいところに効果的です。

 

年齢別のフッ素活用法

 

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一人でうがいができるようになるまでは、ご自宅での「フッ素入のうがい薬・歯磨き粉」の使用は控えたほうが良いです。定期的な歯科医院でのフッ素塗布だけで十分です。

 

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乳歯から永久歯へと生え変わる大切な時期です。フッ素の含まれたうがい薬や歯磨き粉の使用はもちろんのこと、3ヶ月に1回程度、歯科医院でのフッ素塗布を受けるようにしましょう。異常が認められたらすぐに歯科を受診することも大切です。

また、フッ素塗布は萌出直後の歯に対して行うのがもっとも効果的です。萌出して間もない歯は未熟で反応性が高いため、フッ素の効果を受けやすいからです。

また同様の理由で、虫歯になりやすい時期は歯が生えてから2〜3年の間と言われています。つまり虫歯になりやすいこの時期に、フッ素塗布により歯の表層へしっかりとフッ素を取り込むことがとても大切です。

また、フッ素は何度も繰り返し塗布することにより効果が上がります。

つまり1歳頃から全ての歯が生え終わる13歳頃+2~3年の歳頃までの間、定期的(最低でも半年に一回)に塗布していくことが効果的です。

 

15歳~

勉強や仕事など、さまざまな生活環境の変化によって、むし歯や歯周病のリスクが高まる年代です。この時期にフッ素入りのうがいや歯磨き粉、フッ素塗布をしっかり活用することで、生涯残せる歯の本数も大きく変わります。また、成人の方や高齢者の方では、歯と歯の間の虫歯や歯の根元にできる虫歯に対してフッ素塗布は効果があります。

 

 

フッ素塗布の注意点

フッ素塗布は、基本的に安全な歯科処置ですが、より効果を得るために以下のような注意点があります。

 

・お口の中に異常がある場合は行えない

・塗布後30分はうがいや飲食をしない

 (塗布したフッ素を歯に停滞させ効果を得るため)

・しっかり歯磨きしてから来院する

(歯の表面に汚れがあるとフッ素の効果を受けにくいため)

・塗布後も日頃のオーラルケアを徹底する

(フッ素塗布をしても虫歯にならないわけではありません)

・定期的にフッ素塗布を受けると効果的

(繰り返し塗布することがより効果的)

 

 

まとめ

今回はフッ素についてお話ししました。歯科医院でのフッ素塗布は、非常に効果の高い虫歯予防処置です。

定期的にフッ素を塗布していくために定期検診がとても重要です。また定期検診により虫歯の早期発見・早期治療にも繋がります。

フッ素塗布をご希望の際には担当の衛生士やスタッフにお声掛けください。

 

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