ガムの正しいかみ方知ってますか?
- 2024年9月9日
- 虫歯治療・小児歯科
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口すぐの歯医者、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回はガムのかみ方に関するお話です。
ガムを噛む事で様々な効果が期待できます。そこで今回はいろいろなガムの噛み方についてお話していきます。
虫歯予防
①楽な力でリズミカルに噛む
②歯の噛む場所を適度に交代させる
③噛む時間は20分以内にする
④ガムをまんべんなく歯の表面に当てるようにする
⑤食後5~15分以内に噛む
ガムの成分は様々ですが、カルシウム成分のCPP-ACPや歯にカルシウムを補給するPOs-Ca、虫歯の原因にならないキシリトールなどがあります。
お口の中をきれいに
①ガムをまんべんなく歯の表面に当てるようにする
②食後5~15分以内に噛む
ガムを噛む事で歯の表面の清掃効果を期待できます。歯間部は効率が悪いかもしれませんが、歯にいい成分が入っているデンタルガムはある程度補えると言われています。
お口の乾燥防止
①口を閉じて、ガムをまんべんなく口の中を巡らす
②噛む時間は疲れない程度にする
ガムを噛むことにより、唾液腺を刺激して唾液をたくさん出すこと、お口を閉じて噛むことにより口呼吸の防止につながること、お口の筋肉を活発にしたり緩めることにより唾液の通り道の太さを戻すことが期待できます。
歯並びをきれいに
①口を閉じて奥歯で噛む
②1日2回10分間 3ヶ月を目安に
舌や頬、顎の筋肉の機能を正すことにより、歯や顎は健全な発達をします。正しく噛むことを一定期間続けることにより、歯並びの改善と歯が生える顎の幅を広くすることが期待できます。訓練時の姿勢も大切です。椅子に座って骨盤をしっかり立て、足も地面につけておくことが大切です。
舌足らずの改善
①軟らかめのガム2粒を使用し、軟らかくなるまで噛んで丸める
②ガムを上顎の内側のスポットに押し付ける(歯に押し付けないこと)
③さらに、ガムを喉の方へ押し広げる
④舌をガムに押し当てたまま、唾液を飲み込む
このとき舌の先はスポットの位置にあり、舌全体がピッタリと上顎の内側に吸い付いているのが理想的です。これにより、飲み込み時の正しい舌の位置取りを覚えます。
お口ポカンの改善
①口を閉じて軽い力でガムを10~20分間噛む
お口ポカンは「口呼吸病」と言われるくらい様々な症状を引き起こします。前歯前突(出っ歯)、口腔乾燥、口臭、虫歯が多くなる、感染症にかかりやすいなどです。お口ポカン(口呼吸、口唇閉鎖不全)はお口の周りの筋力不足というより、筋肉の感覚の問題です。口を閉じてガムを噛むという口唇閉鎖訓練が有効です。
口臭の軽減
①楽な力でリズミカルに噛む
②歯の噛む場所を適度に変える
③噛む時間は20分以内にする
これ以外にも、ガムを丸めて舌の上に乗せて転がすことにより、唾液を出して口臭を軽減する方法もあります。
次回は逆に間違ったガムの噛み方についてまとめていきます。
検診や治療の続き、気になる箇所の治療等、ご予約はいつでも受け付けております。
また、当院では矯正治療・インプラント治療に関するご相談は毎日無料で行っております。
LINEからはチャット相談も受け付けております。
友だち登録していただき、お気軽にご相談ください。
どんな些細なことでもご相談いただけるような、
地域密着のクリニックをめざしています。
少しでも歯に関するお悩みがあれば、お気軽にお越しください。
水曜以外は毎日診療しております。
名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院
〒451-0031
名古屋市西区城西4-32-11 HP浄心ビル3階
☎052-908-7566