お口の乾燥、放置していませんか
- 2023年4月3日
- 歯周病・予防治療
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口目の前、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回は、お口の乾燥と唾液の働きについてのお話です。
”食べる”ということ
みなさんが普段の毎日の食事で行っている”食べる”という行為は、無意識の中ですが3つの工程があります。
「噛む(咀嚼)」「まとめる(食塊形成)」「飲み込む(嚥下)」
そしてこの”食べる”という行為では唾液が重要な働きをします。
唾液が少なくなると”食べる”工程で、どんな事に困るのでしょうか?
ここでは、正常な機能と比較して説明していきます。
唾液が正常に分泌されているとき
食べ物が口に入ると。
噛む(咀嚼)・・・歯と顎の力で食べ物を細かく砕きます。
⇓
まとめる(食塊形成)・・・飲み込みやすくするために、唾液を使って適度な塊にします。
⇓
飲み込む(嚥下)・・・食べ物を喉(咽頭)から食道へ送り込みます。唾液で食べ物を覆っているので喉や食道に傷つきません。
唾液分泌量が少ないとき
噛む、まとめる、飲み込む。それぞれの工程でトラブルが起こりやすくなります。
噛む(咀嚼)
よく噛んで食べ物を細かく砕いても、唾液がないと、なかなか適度な塊になりません。
まとめる(食塊形成)
上手に塊が作れないので、飲み込むのに苦労します。これを放っておくと食事が面倒になり、食欲不振や低栄養状態のリスクが高まります。
飲み込む(嚥下)
上手に塊が作れないことで飲み込むのに失敗し、喉(咽頭)から器官にいってしまうリスクもあります。これを放置すると、誤嚥性肺炎のリスクも高まります。
他にも、唾液が少ないと抗菌作用が働かず、菌が繁殖しやすくなり、むし歯・歯周病・口臭のリスクも高まります。
つまり、、
お口の乾燥(口渇)は大事なサイン。唾液のケアも大切です。
また口腔内が乾燥すると、
・口の中の細菌が繁殖し、カンジダが発生する
・自浄作用が低下して感染症を引き起こす
・誤嚥性肺炎のリスクが高くなる
など、さまざまなトラブルが生じます。
適切な口腔ケアを行うことでトラブルのリスクを軽減するだけでなく、食機能の早期改善も期待できます。
最近、なんとなく口が渇くなと気になる方は、何かトラブルが起きる前に口腔保湿剤などを使用していただくことも大切です。
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