「妊娠すると、虫歯になりやすい」ってご存知ですか?
- 2023年9月18日
- 歯周病・予防治療
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口すぐ、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
突然ですが、「妊娠すると、虫歯になりやすい」ってご存知ですか?
今回は妊婦さんの“歯”のケアについてお伝えします。
妊婦さんが虫歯になりやすい3つの理由
【1】お口の環境の変化
妊娠すると、ホルモンバランスの変化で唾液の量が減ります。すると、口の中がネバつきやすくなり、汚れが溜まりやすい環境になってしまいます。また唾液が減ることで、虫歯を引き起こしやすい酸性の状態に傾いてしまいます。
【2】つわり
つわりがあると、食べ物だけでなく歯みがき粉の味やにおいがダメになったり、歯ブラシを口に入れることが難しくなる方もいらっしゃいます。また、食べられる甘いものをちょこちょこ食べたり、食べづわりで常に何か食べていないと気分が悪くなったりと、間食が増えて規則正しい食生活ができないことも虫歯の原因になるのです。
【3】歯医者に通院できない
妊娠中は、おなかの赤ちゃんへの影響が不安で病院通いを避けがちです。急な体調の変化を心配したり、つわりで気持ち悪い時期が続くとなおさらです。
【1】【2】の理由も重なり思っている以上に、妊婦さんは虫歯になりやすい状態です。できれば妊娠前に虫歯の治療を済ませておくのがベストですが、特に今異変を感じていなくても、妊娠中の安定期の頃に1度は歯科検診に行きましょう。
母親が虫歯のない健康なお口の状態を保つことが、生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防にもつながります。
歯医者さんへ行くのは、安定期に入ったら
妊娠中の歯科検診が大切といっても、無理をする必要はありません。妊娠初期は、つわりや、何かと体調を崩しやすい時期なので避けましょう。
しかし逆におなかが大きくなると、仰向けで診察を受けるのが苦しくて気分が悪くなる方もいらしゃいます。そのため、安定期の頃がおすすめです。また虫歯があると何回か歯医者さんに通わなければならないこともあるため、あまり遅くならないタイミングで行けるといいですね。
予約の時に、必ず「妊娠中」であることを伝えて
歯医者さんのレントゲンや麻酔、薬などが不安な方もいらっしゃると思います。まずは予約の時に、妊娠中であることを忘れずに伝えましょう。あらかじめお伝えいただければ、初診の検査から配慮した診察を行います。少しでも気になることがあればその都度聞いて、安心した状態で検診・治療を受けましょう。
おうちでできる“お口ケア”
【1】歯磨き粉を使わない
歯みがき粉の味や香り、スースー感や、研磨剤の感触が受けつけないという方もいます。
歯ブラシの毛先がしっかりと歯に当たっていれば、汚れを落とすことは十分にできるので、まずは短時間でも歯ブラシだけの歯磨きをしてみましょう。
【2】つわりの落ち着く時間にケアを
つわりがひどい状態で、無理に歯磨きをすることはありません。吐いてしまうと、胃酸が歯にダメージを与えてしまいます。
決まったタイミングでなくて良いので、1日の中でつわりが落ち着いている時間を見つけてケアをしてみましょう。
また洗面所でなくリビングや寝室などにおいが少なく、ゆっくり座ってリラックスできる場所をさがして、試してみてください。
【3】歯磨きアイテムの見直しも◎
歯ブラシを口に入れることさえ、気持ち悪くて無理という方もいます。そんな方は、子ども用など、なるべくお口の中を刺激しない小さい歯ブラシにするのも一つです。
まとめ
妊娠中は体だけでなくお口の中も大きく変化する時期です。虫歯になりやすい状態が続きやすく、また虫歯を放置すると、産後もなかなか歯医者さんに行けずどんどん悪化してしまいます。安定期に入って体調が落ち着いたら、まずは歯科検診に行きましょう。
治療に関して何かと不安もあると思いますが、妊娠中であることをしっかり伝えて相談しながら治療を進めることが大切です。
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