骨粗鬆症の治療中に歯科治療を受ける際の注意点
- 2025年9月29日
- 口腔外科
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口すぐの歯医者、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回のテーマは、
骨粗鬆症の治療中に歯科治療を受ける際の注意点
~名古屋市西区の歯医者「名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院」からのご案内~
です。
骨粗鬆症は骨の強度が低下し、骨折のリスクが高まる病気です。日本では高齢化に伴い患者数が増えており、治療薬を服用している方も少なくありません。
歯科治療と骨粗鬆症治療には深い関わりがあり、とくに抜歯やインプラントなど外科的な処置を行う場合には注意が必要です。
そこで今回は、骨粗鬆症治療中の方が歯科治療で気をつけたいポイントについてご紹介します。
骨粗鬆症治療薬と顎骨壊死のリスク
骨粗鬆症治療でよく用いられる薬のひとつに「ビスホスホネート製剤」や「デノスマブ」などがあります。これらの薬は骨の破壊を抑える効果があり、骨折を予防する上で非常に有効です。
しかし、副作用として「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」と呼ばれる症状がまれに起こることがあります。
顎骨壊死とは、歯を抜いたあとや外科処置後に顎の骨の一部が治らず、露出してしまう状態です。一度発症すると治療が長期化することもあるため、歯科治療の際には事前に骨粗鬆症治療薬の使用歴を必ず伝えることが大切です。
歯科治療を受ける際のポイント
服薬情報を必ず伝える
歯科に来院した際は、現在服用している薬の名前や服用期間を正確に伝えてください。特に骨粗鬆症治療薬を使用している場合、処置の方法やタイミングを慎重に検討する必要があります。
予防的な通院が重要
顎骨壊死のリスクを避けるためには、抜歯などの外科処置をなるべく行わずに済むよう、定期検診と予防歯科が欠かせません。虫歯や歯周病を早めに発見・治療することで、大掛かりな外科的処置を回避できる可能性が高まります。
外科処置前の相談
どうしても抜歯やインプラントなどの処置が必要な場合には、主治医(内科や整形外科)と連携をとりながら治療を進めます。薬の休薬が可能かどうかも含めて医科歯科連携を行うことが重要です。
日常の口腔ケアを徹底する
骨粗鬆症治療中の方は特に歯周病リスクが高まるといわれています。歯磨きはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシを使った清掃を心がけ、口腔内を清潔に保つことが顎骨壊死の予防にもつながります。
名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院の取り組み
当院では、骨粗鬆症治療中の患者さまに対して以下のような配慮を行っています。
初診時に服薬歴や全身疾患の有無を詳しく確認
必要に応じて主治医と連携し、安全性を第一にした治療方針を提案
外科処置が避けられない場合は、リスクを最小限に抑える治療計画を立案
定期検診やクリーニングを通して、予防中心の診療を重視
骨粗鬆症治療中であっても、正しく対応すれば安心して歯科治療を受けることができます。
まとめ
骨粗鬆症治療と歯科治療には深い関わりがあり、特に外科的な処置の際には注意が必要です。大切なのは、服薬歴をきちんと伝えること、予防的な通院を怠らないこと、主治医と歯科の連携を取ることです。
名古屋市西区で骨粗鬆症治療中の方、歯科治療に不安を感じている方は、ぜひ名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院へご相談ください。
安心して治療を受けられるよう、スタッフ一同でサポートいたします。
検診や治療の続き、気になる箇所の治療等、ご予約はいつでも受け付けております。
また、当院では矯正治療・インプラント治療に関するご相談は毎日無料で行っております。
LINEからはチャット相談も受け付けております。
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