入れ歯のケア ~快適な口内環境を維持するために~
- 2023年9月25日
- 入れ歯・ブリッジ
こんにちは 🙂
名古屋市西区の鶴舞線浄心駅2番出口すぐ、名古屋ビアンカ歯科・矯正歯科 浄心院です。
今回は入れ歯のケアに関するお話です。
入れ歯は、歯を失った患者さんにとって重要な治療法の一つです。入れ歯を使用することで、食事、発音、外見の改善など多くのメリットがあります。
しかし、入れ歯を効果的に管理しないと、不快な症状や口内のトラブルが発生する可能性があります。
そこで今回では、入れ歯と入れ歯のケアについて詳しくご紹介します。
入れ歯の種類
入れ歯には主に次の2つの種類があります。
部分入れ歯 (パーシャルデンチャー)
一部の歯を失った場合に使用され、残っている歯に金属のバネを引っ掛けて固定することで、安定を図る入れ歯です。
全部入れ歯 (フルデンチャー)
全ての歯を失った場合に使用され、歯茎に吸着力を利用して保持されます。上顎(上の歯茎)または下顎(下の歯茎)に装着され、歯を模倣したプラスチックの歯が取り付けられています。
入れ歯のケア
入れ歯のケアは、快適さ、耐久性、口内の健康維持に不可欠です。以下は、入れ歯の適切なケア方法です。
1. 毎食後の清掃
入れ歯は食事の際に食べ物のカスや細菌が付着しやすいため、毎食後の清掃が重要です。次の手順に従って清掃を行いましょう。
入れ歯を取り外します。
お水(熱湯は厳禁)で入れ歯を洗浄し、食べ物の残りを取り除きます。
歯ブラシや入れ歯用の歯ブラシで入れ歯を優しくブラッシングします。ただし、硬い歯ブラシは入れ歯を傷つけることがあるので注意が必要です。
入れ歯用のクリーナーや専用の入れ歯洗浄剤を使用し、細菌や臭いを除去します。歯磨き粉は研磨剤で傷がついてしまうので使用しないでください。
最後に、お水で入れ歯をすすぎ、清潔に保ちます。
2. 適切な保管
入れ歯を保管するときは、入れ歯ケースに入れ、清潔な状態を保ちましょう。入れ歯を直射日光や高温の場所に置かないようにし、歪みや変形を防ぎましょう。
3. 定期的な歯科検診
歯科医院での定期的な検診で、入れ歯のフィットや状態を確認をしましょう。歯科医師が入れ歯の調整や修理を行い、問題を早期に発見できます。
4. 食事に注意
硬い食べ物や粘り気のある食べ物を噛む際には注意が必要です。使用中の入れ歯に慣れるまでは、入れ歯が外れたり強い痛みが出る可能性があるため、こういった食事には避けるか、注意深く食べるようにしましょう。
5. 入れ歯の取り外し
就寝時は、歯科医師より特に指示がなければ入れ歯を取り外して歯茎に休息を与えることが大切です。
6. 歯茎と口内のケア
入れ歯を取り外す際には、歯茎や口内を優しく洗浄し、入れ歯の下に食べ物や細菌がたまらないようにしましょう。また、歯茎の健康を保つために歯科医師の指導に従ってマウスウォッシュを使用することもおすすめです。
部分入れ歯使用の際は、バネがかかる歯が特に汚れが溜まりやすいため注意して歯磨きをしましょう。
入れ歯の適切なケアの重要性
入れ歯の適切なケアを怠ると、口内のトラブルや入れ歯自体の劣化が進行する可能性があります。トラブルとしては、口内炎、歯肉炎、口臭、口内の感染症が挙げられます。また、入れ歯が適切に清掃されないと、細菌が繁殖し、口内の感染症や入れ歯の臭いの原因となることもあります。
適切なケアを行い、定期的な歯科医院での検診を受けることで、入れ歯を快適に使用し、健康な口内環境を維持することができます。
入れ歯をお使いの場合、正しいケア方法を実践し、歯科医師のアドバイスをもとに、入れ歯の長寿命と快適な使用につなげていきましょう。
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