虫歯や歯周病などが進行して、歯を保存することが難しくなった場合に行う最終手段になります。ビアンカ歯科では、できるだけ歯を残すことを理念に診療を行っておりますが、残念ながら抜歯を必要とする歯が出てきてしまうのが現状です。
抜歯が必要な歯が1本でも減らせるように、定期検診や予防歯科でお口のケアのお手伝いをさせてください。
また、病気や飲んでいるお薬の影響で血が止まりにくい方や、持病をお持ちの方は全身状態の管理の下での抜歯、もしくは抜歯自体を避けた方がいい場合があります。かかりつけの医院としっかりと連携を取り処置をさせていただきますので、問診票の記入のご協力をお願いいたします。また些細なことでも気になっていることがありましたら、スタッフにお伝えください。

口を開ける時に耳の前あたりやエラの辺りの筋肉が痛む。朝起きたら顎が疲れている気がする。ある日突然大きく口を開けられなくなった。口の開け閉めの際に顎がガクッとなる、またはジャリジャリ音がして気になるなどの症状があれば、それは顎関節症かもしれません。

顎関節症には大きく分けて4つの状態があります。

• 1.顎を動かす筋肉のこわばりや痛み
• 2.顎の関節の痛み
• 3.顎の関節のクッションがズレてしまっている
• 4.顎の関節の変形

これらの疾患を総称して顎関節症と呼びます。日中の無意識な食いしばりや、睡眠中の歯ぎしりや強い食いしばり、生活習慣、噛（か）み癖などが原因で発症することが多く、早期であればお薬やマッサージ、生活環境の改善で治る場合が多いです。気になる症状があれば、ひどくなる前に一度ご来院ください。

粘膜疾患とは、お口の中の粘膜（舌や舌の下・頬・口蓋・唇・歯肉など）にできた、炎症や腫瘍、アレルギー症状などが出る疾患です。口腔内の粘膜は歯や飲食などによる刺激を受けやすく、また多くの常在菌が存在しているため、安静を保つのが大変難しい場所です。同じ場所に何度も口内炎ができる、唇や頬をよく噛む、舌や頬の内側が白（もしくは黒）っぽくなっているなど、些細なことでも、普段から気になっていることや変化がある時は早めにご来院ください。また金属アレルギーを防止するためにビアンカ歯科では、治療の際に金属を使用しない（メタルフリー）治療も行っています。気になる方は一度ご相談ください。

自動車や自転車での交通事故、学校や趣味の運動・お仕事の作業中など様々な活動中の事故、生活の中での転倒や打撲などにより、歯が割れる・折れる・抜ける。口腔内に傷がつく。顎や顔面の骨折などが挙げられます。機能的な問題もありますが、審美面が大きな問題・負担になりかねません。大きな事故の場合は、まず救急外来で病院への受診が必要です。お口の中は負傷箇所にもよりますが、早期に治療することで機能的にも審美的にも大きく回復が望めますので早めの受診が大切になります。